栗東・高橋亮 厩舎
■ 調教状況 ■ 社台サラブレッドクラブ公式ホームページより ■ 募集カタログコメント／１６年募集 皮膚が薄く上品な馬体は、集団放牧の中でもひと際目立っています。前肢の出が伸びやかでストライドが大きく、見るからに飛ぶような走りを想像できます。またスピード感にもあふれており、芝のマイル前後で持ち味が活かされそうです。聞き分けのよい性格も大きな武器で、乗り手の意のままに動けることでしょう。やや首の位置が高めに映るものの、後肢の蹴りが強力で、タメを利かせる走法を覚えさせることで上がり勝負にもしっかり対応できるはずです。信頼性の高い血脈を積み重ねていることからも今後のさらなる成長は間違いなく、長きに渡ってオープンクラスを沸かせる素質馬です。
ミスティックリバーの１５
牡馬・鹿毛・２０１４年４月１７日生れ（栗東・高橋亮)
生産：社台ファーム・繋養：社台ファーム 全４０口●総額１，６００万円
馬名：ディエルベ
英名：Die Elbe（独語）
由来：ドイツを流れるエルベ川、オペラ・ローエングリンゆかりの地
ローエングリン
1999 栗毛シングスピール
Singspiel
1992 鹿毛In the Wings Sadler's Wells High Hawk Glorious Song Halo Ballade Carling
*カーリング
1992 黒鹿Garde Royale Mill Reef Royal Way Corraleja Carvin Darling Dale ミスティックリバー
2003 黒鹿Sunday Silence
*サンデーサイレンス
1986 青鹿Halo Hail to Reason Cosmah Wishing Well Understanding Mountain Flower Whitewater Affair
*ホワイトウォーターアフェア
1993 栗毛Machiavellian Mr. Prospector Coup de Folie Much Too Risky Bustino Short Rations(8)
母：
ミスティックリバー（03 *サンデーサイレンス） ３勝。産駒
キングズアフェアー（12 セ 黒鹿キングカメハメハ）兵庫（公）３勝，現役
ハロックライン （13 牝 鹿 キングカメハメハ）入着，現役
ペイドメルヴェイユ（14 牝 栗 ローエングリン ）未出走
祖母：
*ホワイトウォーターアフェア Whitewater Affair英２勝
英国産、英仏４勝,ポモーヌ賞-ＧⅡ,ジョンポーターＳ-ＧⅢ,
ヨークシャーオークス-ＧⅠ２着,ロワイヤリュー賞-ＧⅡ２着,愛セントレジャー-ＧⅠ３着,
ハードウィックＳ-ＧⅡ３着,ヨークシャーＣ-ＧⅡ３着
*アサクサデンエン（牡 Singspiel）８勝，安田記念-ＧⅠ，同２着，京王杯スプリングＣ-ＧⅡ，クリスマスＣ，
テレビ山梨杯，八ヶ岳特別，錦秋特別，ひいらぎ賞，マイラーズＣ-ＧⅡ３着，天皇賞（秋）-JPN1４着，
阪神Ｃ-JPN2４着，東京新聞杯-JPN3４着。種牡馬
スウィフトカレント（牡 *サンデーサイレンス）６勝，小倉記念-JPN3，夕月特別，弥彦特別，白鷺特別，
天皇賞（秋）-JPN1２着，金鯱賞-ＧⅡ２着，日経新春杯-JPN2２着，オールカマー-JPN2４着。種牡馬
トーセンモナーク（牡 アグネスタキオン）南関東（公）２勝，中央４勝，阪神スプリングプレミアム，
ブリリアントＳ-OP３着。種牡馬
ヴィクトワールピサ（牡 ネオユニヴァース）最優秀３歳・古牡馬，７勝，皐月賞-ＧⅠ，有馬記念-ＧⅠ，
中山記念-ＧⅡ，弥生賞-ＧⅡ，ラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳Ｓ-JPN3，京都２歳Ｓ-OP，
ジャパンＣ-ＧⅠ３着，ダービー-ＧⅠ３着，UAE１勝，ドバイ ワールドＣ-ＧⅠ。種牡馬
３代母：
*マッチトゥーリスキーMuch Too Risky英２勝
リトルロック Little Rock:英５勝 プリンセスオブウェールズＳ-ＧⅡ,マリオットホテルズＳ-ＧⅢ,伊仏入着,
ローマ賞-ＧⅠ３着,コンセイユドパリ賞-ＧⅡ３着
セダクトレス Seductress:英３勝,Fairview New Homes Chester-field S-L,モールクームＳ-ＧⅢ３着
｜ スイスローSwiss Law:英UAE５勝,Al Fahidi Fort S,Joel S-L２着
４代母：
ショートレイションズ Short Rations伊１勝
アークティックアウル Arctic Owl 英仏１０勝,愛セントレジャー-ＧⅠ,ケルゴルレイ賞-ＧⅡ,ヘンリー二世Ｓ-ＧⅢ
マルーンド Marooned 英オセアニア５勝,AJCシドニーＣ-ＧⅠ,STCN.E.マニオンＣ-ＧⅢ,AJCチェアマンズＨ-ＧⅢ,
STCカンタベリーＣ-ＧⅢ２着,種牡馬
５代母：
ショートコモンズ Short Commons英４勝,Free H,ファルマスＳ２着
ヒーラブズミー He Loves Me 英４勝,グリーナムＳ-ＧⅢ,コーク＆オラリーＳ-ＧⅢ,ハンガーフォードＳ-ＧⅢ,種牡馬
コモンランドCommon Land：英ベルギー２勝,Grand Criterium International d'Ostende-L,ジュライＳ-ＧⅢ２着,種牡馬
ワトルフィールドWattlefield：英２勝,ミドルパークＳ-ＧⅠ３着,種牡馬
ディエルベ 牝３ （栗）高橋亮 本賞金 ￥０ 総賞金 ￥３８０ (７戦 ０- １- １- ０- １- ４) 出走日 開催 レース クラス 着順 騎手 人気 斤量 距離 状態 タイム 着差 通過順 3F 体重 賞金 18/09/02 2札幌6 未勝利 11 四位洋文 ６ 54 ダ1700 良 1.48.7 1.5 12- 7- 6 39.9 444 \0 18/08/19 2札幌2 未勝利 ２ 四位洋文 ７ 54 ダ1700 稍 1.47.7 0.1 14-11- 3 37.9 438 \2,000 18/07/14 2函館3 未勝利・牝 ７ 藤岡佑介 ５ 54 ダ1700 稍 1.49.2 1.6 6- 5- 6 39.3 442 \0 18/06/17 1函館2 未勝利 ６ 岩田康誠 １ 54 ダ1700 良 1.49.4 1.1 11- 6- 5 40.2 450 \0 18/03/24 2阪神1 未勝利・牝 ５ 岩田康誠 １ 54 ダ1800 稍 1.56.2 1.4 3- 3- 3 40.3 452 \500 18/02/25 1阪神2 未勝利・牝 ３ 岩田康誠 ６ 54 ダ1800 良 1.57.8 0.1 7- 8- 8 37.4 456 \1,300 18/02/03 2京都3 新馬 11 古川吉洋 ９ 54 芝2000 良 2.06.8 1.4 12-12-11 35.2 458 \0
■ 18/09/02 札幌 未勝利 9/2（日）札幌4Ｒ・ダート1700ｍ戦に四位騎手54kgで出走、馬体重は444kg（＋6）でした。ゲートのタイミングが合わず、出遅れて後方からの追走となりました。勝負どころで馬群の外めから位置取りを押し上げて中団の位置で直線へ向くと、馬場の真ん中から追い出されましたが、伸びはじりじりとしたもので勝ち馬から1.5秒差の11着でした。 レース後、四位騎手からは「前回はうまくコントロールできたのですが、今日はカカってしようがなかったです。テンションが上がっていて難しいところが出てしまいました」とのコメントがありました。 優先出走権を逃したことで、本馬は４回阪神開催の限定未勝利戦（前走５着以内、もしくは通算５走以内の馬が１回だけ出走可能な未勝利戦）への出走資格がないことから、今後についてはあらためて調教師を含めて協議いたします。 ■ 18/08/19 札幌 未勝利 8/19（日）札幌3Ｒ・ダート1700ｍ戦に出走、馬体重は438kg（－4）でした。スタートで多少後手を踏んで最後方からの競馬となりました。じっくりと脚を溜めて3コーナーから一気に進出し、直線では大外から先頭に立ちましたが、勝ち馬にゴール前で強襲されて、3/4馬身差で惜しい2着に敗れています。 四位騎手は「スタートから掛かる馬ですので、今日は最初から下げるつもりでした。後方からの追走で上がっていった感じも良く、作戦は上手く行ったと思いましたが、最後の最後で脚が止まってしまって…」とレースを振り返っています。臨場の調教助手は「今後は調教師と相談しますが、馬房次第で札幌競馬場に残って、中1週でダート1700ｍ戦に使いたいのですが」とコメントしています。 ■ 18/07/14 函館 未勝利・牝 7/14(土)函館2R・ダート1700ｍ(牝)戦に藤岡佑騎手54kgで出走、馬体重は442kg（－8）でした。五分のスタートから中団外めを追走し、勝負どころでペースが上がりましたが、流れに乗って直線へ向きました。馬場の内めから追い出されましたが、伸び脚は見られず勝ち馬から1.6秒差の７着でした。 レース後、藤岡佑騎手からは「スタートを待たされた事で逆に大人しくなってゲートは普通に出ることができました。ただその後、前に行く脚が無くてあの位置取りになりました。向正面で競走を中止した馬のあおりで不利があったこともあるのか、ゴールまでバテず、伸びずの一本調子の競馬になりました。もう少し前の位置が取れればまた違ったのかもしれませんが、今日の馬場ではそれも難しかったですね」とのコメントがありました。 ■ 18/06/17 函館 未勝利 6/17(日)函館4R・ダート1700ｍ戦に岩田騎手54kgで出走、馬体重は450kg(-2)でした。スタートで出負けして、後方3番手で1コーナーを廻りました。向正面で外から進出を開始、４コーナーではインをつきスパートをかけますが、久々の分かゴール前でやや勢いがなくなり、勝ち馬から0.9秒差の６着入線で終っています。 レース後、岩田騎手からは「ゲートの中でゴソゴソして、たぐるような仕草もして、うまく出てくれませんでした」とのコメントがありました。また、高橋亮調教師は「ゲートの中でもたれていましたし、道中は引っ掛かったりで、すんなりした流れの競馬ができませんでした。このあとはいつ使えるかどうかわからずに速いところをやるわけにいかないので、2週間ぐらい社台Fへ放牧に出したいと考えています。函館の最後くらいに使うレースを決めて調整していきたいと思います」と話していました。 ■ 18/03/24 阪神 未勝利・牝 3/24(土)阪神1R・ダート1800ｍ(牝)戦に岩田騎手54kgで出走、馬体重は452kg（－4)でした。まずまずのスタートから行き脚がついて３番手につけました。折合いに専念しながら追走し、直線では馬場の真ん中から追い出されましたが、期待した伸び脚は見られず、勝ち馬から0.4秒差の５着での入線でした。 岩田騎手からは「前走よりも流れに乗って運べたのですが、３～４コーナーでは手応えが怪しくなりました。そんなに掛かっていたわけではないですし、むしろ前走のほうがハミを噛んでいたくらいなので、今日の敗因はわかりません。ただ、そんなに大きくは負けていないですし、いずれチャンスがくる馬だと思います」とのコメントがありました。また、高橋亮調教師は「中３週とレース間隔を開けたのですが、馬体の回復がゆっくりでまだ戻り切っていませんでした。ここまでしっかり仕上げて３回使いましたので、優先出走権は取れましたが一息入れることにします。来週中にグリーンウッドトレーニングへ放牧に出して、リフレッシュさせます」と話していました。 ■ 18/02/25 阪神 未勝利・牝 2/25(日)阪神1R・ダート1800ｍ(牝)戦に岩田騎手54kgで出走、馬体重は456kg（－2）でした。まずまずのスタートから中団インコースを折合いに専念しながら追走しました。直線では馬場の真ん中から追い出されてしっかりとした脚取りで伸びて、前を捉えることは出来なかったものの、勝ち馬からハナ＋3/4馬身差の３着で掲示板は確保しています。 レース後、岩田騎手からは「初めて乗りましたが、馬は２走めということもあるのでしょうがとても良かったです。１コーナーでペースが遅くなった時に、ハミを噛んでスムーズさを欠きましたが、最後はよく伸びてくれました。ダートは合うと思いますし、すぐにチャンスは来ると思います」とのコメントがあり、高橋亮調教師は「ストライドの大きい馬で動きたい時に動けなかったのが響きました。でも目途は立ちましたし、なんとかはやく１勝させたいです。トモが疲れやすい馬なので馬体を注意して見て、問題がなければ中２～３週で続戦していきたいと思います」と話していました。 ■ 18/02/03 京都 新馬 2/3(土)京都6Ｒ・芝2000ｍ戦に古川吉騎手54kgで出走・デビュー、馬体重は458kgでした。スタートはやや遅れ後方からの競馬となりました。勝負どころから外を通ってジワジワ伸びますが他馬の脚色もよく、勝ち馬から1.4秒差の11着で入線しました。 レース後、古川騎手からは「素直で乗りやすい馬で、手前もきっちり変えて上手に競馬できていたと思います。調教にも乗りましたが、実戦のほうが良くなっていました。キャリアを積んでいけばなんとかなりそうですよ」とのコメントがあり、また高橋調教師は「ゲートの出は良くなかったですが、そこからのレースぶりは調教の印象よりずっと良かったです。次走はダート1800ｍあたりも視野にいれます。中間、様子をみて放牧を挟むかもしれませんが、できればこのまま使っていきたいと思います」と話しています。
